本日も更新していきます!!!
今回は昨晩行われたPL第29節アーセナル対レスター・シティの一戦をレポートしていきます!
※こちらのレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4−2−3−1
アーセナルはいつも通りの4−2−3−1。
ディフェンスラインは左からティアニー、ガブリエル、ホワイト、セドリック。
中盤はパーティとジャカが組み、2列目中央にウーデゴールが入り、右にサカ、左にマルティネリ。トップにはラカゼットが起用された。
前節covid-19の陽性によって欠場したスミス・ロウは復帰しており、スタメンに組み込まれるか気になるところだったものの、前節同様にマルティネリが起用されている。
富安は引き続きアウトな模様。
レスター:4−3−3
対するレスターは先日弊ブログでもお伝えした通り、ヴァーディが怪我のため欠場。
その他、数名怪我で離脱しているものの、ジェームズ・マディソンやバーンズなど、主力選手はスタートから起用されている。
要注意選手はマディソンとバーンズで、彼らは2人のパスワークで抜け出して得点をすることが出来る選手たちであるため、決して優位に進めているというだけで油断することは出来ない。
試合内容
前線からの強度の高いプレスを生かしたショートカウンター、両ウイングの背後を狙うランニングで相手守備を揺さぶったアーセナルは、開始11分にセットプレーからゴールをこじ開ける。
左CKの場面でキッカーのマルティネッリが右足インスウィングのボールを入れると、マークに付いていたDFトーマスの拙守もあってニアでうまくフリーになったトーマス・パルティが頭で合わせた。
幸先よく先制に成功したアルテタ率いるチームは、これで落ち着くことなく畳みかけていく。
相手のビルドアップにうまく制限をかけて波状攻撃を仕掛けた中、18分にはトーマスがペナルティアーク付近からクロスバー直撃のシュートで自身2点目に迫った。
以降も質の高いトランジションからマルティネッリやラカゼットがフィニッシュに持ち込むなど、完全に試合をコントロールしていくアーセナルだったが、30分を過ぎた辺りからレスターが反撃を見せ始める。
左サイドで鋭い仕掛けを見せるバーンズを突破口に相手陣内の深い位置までボールを運べるようになると、遅攻の場面でも徐々に相手のプレスを剥がせるようになり、前半終盤にかけては能動的に押し込む形を作り出す。
そして、36分には右CKのショートコーナーからオルブライトンの左クロスをゴール前で競り勝ったバーンズがドンピシャのヘッドで合わすが、ここはGKラムズデールの圧巻のワンハンドセーブに阻まれた。
さらに、43分にもセットプレーからソユンクが際どいヘディングシュートを放ったが、前半の内に追いつくことはできなかった。
迎えた後半はややオープンな入りとなった中、再びアーセナルが早い時間帯にゴールを奪う。
相手陣内左サイドで得たFKの流れからゴール前の混戦を作ると、トーマスのヘディングシュートが相手DFのゴールカバーに阻まれる。
だが、この場面ではDFソユンクの広げていた手がボールに触れており、オンフィールドレビューの結果、ホームチームにPKが与えられる。これをキッカーのラカゼットが冷静に左上隅へ突き刺し、59分の追加点とした。
この2失点目で厳しくなったアウェイチームは直後の61分に2枚替えを敢行。メンディ、リカルド・ペレイラを下げてエンディディ、ジャスティンをピッチへ送り込んだ。
この交代によってレスターが攻勢を強めていくが、アーセナルも集中した守備で対応
。逆に、前がかる相手に対して両ウイングのスピードを生かしたカウンターが機能し、幾度もゴール前へ迫っていく。
その後もレスターの攻撃を危なげなく凌ぎながら時計を進めるアーセナルは、75分を過ぎてマルティネッリ、サカ、ラカゼットと前線の3選手を下げてスミス・ロウ、ペペ、エンケティアを続けてピッチに送り込み、週明けのリバプール戦を意識した動きを見せる。
そして、このまま2-0のスコアで試合をクローズしたアーセナルが、レスターにシーズンダブルを達成すると共にリーグ5連勝を達成。
簡単なスタッツ等↓
Arsenal (3.13) 2-0 (0.55) Leicester
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) March 13, 2022
ただの強いアーセナル
いやはや、こんなにあっさりとレスターに勝利してしまうとは。。。今のアーセナルの勢いは素晴らしいものを感じた!
前半から後半途中まではお互いある程度オープンな展開で進んでいたが、アーセナルは2点目が決まってからは無理にボールを前に進める必要がなくなり、レスターの攻撃をいなし、ピンチになった際は体を張って守るというまるで強豪チームのような試合展開だった!!!
それでいて☓Gは3.13対0.55とスコアよりも差のついた数字になっており、もう1点くらいは取っていてもおかしくない内容。
アーセナルは前半戦でもレスターに勝利していたのだが、その際はチームの勢いで勝利した雰囲気もあったのだが、今回の試合は『完全に勝った』試合だった気がする。
特に今回の試合でもウーデゴール、パーティの両選手は圧倒的で、敵だけでなく見方にも付け入るスキを与えなかった。
そして、なんと言ってもラムズデール!何度か決定機をセーブしてくれた!彼のおかげで今回のような展開で勝てたと言っても過言ではないくらい!前半のいくつかのシュートストップはシビレました!!!
もちろん、ラカゼットの貢献も。落ち着いてPKを決めて久しぶりの得点を決めた他、攻守に貢献してくれた。
https://twitter.com/TheSportsman/status/1503074710434816007
彼がスタートから起用されるようになってからの11試合で9勝3ゴール7アシスト。29ポイントも稼いでいる模様。
契約延長は時間の問題か!?
それはさておき、今シーズン不調なレスターとは言え、今回の試合でアーセナルが着実にビッグクラブとしての力をつけていることが感じられた!
5連勝!単独4位!
今回の試合の結果、アーセナルは再度単独4位に!
チェルシーも今節勝利したので3位とは差は縮んでいないが、昨日マンチェスターUがトッテナムを破ったため、トッテナムとの差が3ポイント広がった!
彼らとは直接対決も控えており、出来るだけ安心できる状態で迎えたかったので良かった。
マンチェスターUとは相変わらず差があって、仮にアーセナルが3連敗してもポイントが上回っているという。
今回の勝利で更にCL出場権獲得に近づき、現実味も帯びてきた!
次節はリヴァプールとの試合。勢いのまま、勝利に向かって邁進して欲しいが、リバプールはアーセナルと同様にここ5試合を全て勝利しており、勢いがある。それでも勝ちへ貪欲に迫って欲しいところ!
苦手なミドルレンジのパス
着実に勝利を積み重ねているアーセナルだが、今回の試合で気になったのがミドルレンジのパスにめっぽう弱いところ。
レスターがチャンスを演出した際の最初のパスはミドルレンジのパスが多く、今回の試合は体を張ったディフェンスによって最後を締めれたから良かったものの、レスター以上のチャンスクリエイト能力のあるチームと対戦した際には弱点として攻められる可能性も。
確かワトフォード戦の2点目もミドルレンジからのパスを身体能力を使って決められた感じだったはずで、今回の試合もバーディが出場していたらそういった点を決められていたかもしれない。
可能性の話をしても仕方ないのはわかっちゃいるが、そういった弱点を出来る限り消していかなければならない。
特に次節対戦するリヴァプールにはアーノルドやチアゴを筆頭に優秀なパサーがいるので、気をつけていかなければ。
ひとまず、今日のところは5連勝と久しぶりのクリーンシートに酔いしれましょう!
その他
その他、気になったことを箇条書きで!
- ホワイトは相変わらず安定感
- ガブリエルも要所で体を張ってくれる安心感
- セドリックもバーンズ相手に上手く対峙していた
- ジャカも随分おとなしい。おとなしいジャカは好き
- ラカゼットが途中足首気にしていたの気になった。怪我しませんように
- 終盤レスターのパス回しはマディソン頼みだった
- レスターは相変わらず良いチームではあるが、どこかチグハグさがあった
こんなところ?
今日のパーティのパフォーマンス。控えめに言っても完璧。
Thomas Partey today:
1 goal
100% duels win
4 tackles (most)
6 recoveries
2 interceptions
42/47 successful passesSuperb performance. pic.twitter.com/uUhpVLxiaM
— Charles Watts (@charles_watts) March 13, 2022
そして、ラムズデールのセーブには敵将もあっぱれ
https://twitter.com/TikiTakaConnor/status/1503055377943957514
と、まあまあ今回はこんなところで!この調子で勝ちまくりましょう!!!
COYG!!!
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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