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今回は本日明朝に行われたPL第12節の延期分アーセナル対マンチェスターCの一戦をレポートしていきます!
※このレポートは試合内容を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
まずはスターティングメンバーから!
アーセナル:4−3−3
アーセナルは試合の直前にトーマス・パーティの不在が知らされ、メンバーにいくつか変更点が。
ディフェンスラインは左からジンチェンコ、ガブリエル、サリバ、冨安。
中盤にジョルジーニョ、ジャカ、ウーデゴールが入り、右にサカ、左にマルティネリ、トップにはエンケティアが起用された。
前述した通り、パーティが不在の中盤には代わりにジョルジーニョを起用。そして、右SBにはここ最近調子を落としていたホワイトに代わり冨安がイン。
アーセナルは大一番でガブリエル・ジェズスとトーマス・パーティという買えが効かない2選手が離脱。チームとしてどうやってカバーするのかが注目ポイントです。
マンチェスターC:3−2−4−1
対するマンチェスターCはフルメンバーを起用。
ハーランドが怪我で欠場する可能性も囁かれていたものの、結局スタメンで出場。その他はここ数年のマンチェスターCを牽引してきた選手が揃っており、気を引き締める必要がある。
要注意選手はハーランドとグリーリッシュで、前者は言わずもがな今シーズンのPLトップスコアラーで、後者はこのところ調子が良く、ディフェンスラインがしっかりと彼のドリブルを止められるかがキーポイントになる可能性も。
なんいせよ、全員怖い選手なのでとにかく止める必要があります。
試合内容
負け
簡単なスタッツ等↓
Arsenal (1.75) 1-3 (1.77) Man City
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) February 15, 2023
マンチェスターC戦の総括
さて、どこから総括していこうか。。。
正直マンチェスターCとの大きな差は感じなかったです。彼らはアーセナルのミスを逃さず3点取っただが、これを経験値の差なんていう漠然とした理由にしたくはないなあと。その上で個人的にマンチェスターCとの差になったのは選手の疲れではないかと考えております。
というのも、アーセナルは試合を終始優勢に試合を進め、あと一歩という状況が続いていた。そういった時間が流れていた中で後半に差し掛かり、徐々に選手に披露が見えて足が止まってくる。そのタイミングでミスが生まれそこから失点するという。
さらに失点シーンを見返すとミスの前後にジャカやジンチェンコが前半のようなサポートができてなく、重要なシーンで足が止まってしまっていた。ただ、彼らは今シーズンここまで試合に関与してきた選手(特にジャカはワールドカップも出場している)で、体力的にキツイ時間帯だったはず。
そういう意味で選手の疲れが試合に関与してしまったのではないかと。もちろん、ジャカやジンチェンコだけでなく、サカ、ウーデゴールも後半になるとキレが落ちていて、一番元気だったのがジョルジーニョだったという。ただ、そういった視点を考えると経験値の差ではなく、ここまでの疲れが重要なシーンで出てしまったのではないかと。
試合後の現地の声を見ていると、ジェズスの復帰を待ち望む声が大きいようですが、彼は現状エンケティアよりも得点率が低いのだからそこはチームとしてファイナルサードで得点する形を作っていく必要があると思います。ファイナルサードがずさんになってしまった背景にも選手の疲れはあるだろうし。
ただ、これは一番言いたいことなのですが、マンチェスターCとの差は限りなくなくなっていると感じました!それこそアウェイで勝てる可能性も十分あるくらいに差が縮まっていると。
今回の試合では彼らにスキを突かれて負けてしまったし、やはりハーランドやグリーリッシュは良い選手ですが、一定の時間までは完全にブロックできていてチャンスも作れていた。☓Gにも現れているように試合自体は互角だった。だからそこまで悲観的に考える必要はないと思います!
とにかく練習でミスシーンの対処を培って、4月にあるアウェイ戦でやっつけてやりましょう!
しかも、まだアーセナルは1試合消化が少ないので実質3ポイント差がありますし!気にしない気にしない!
ポジティブなポイント
残念な結果に終わってしまいましたが、もちろんポジティブな面も沢山ありました!
とりあえず箇条書きで
- ジョルジーニョが完全にハマっていた!
- マンチェスターC相手に自分たちの得意なビルドアップが成立していた
- なんならアーセナルのプレスで彼らは焦っていた
- サリバがハーランドをブロック!
こんなところかと。
すでに試合途中でも多くの方が指摘していたのがジョルジーニョのフィット。これは彼の獲得に懐疑的な目を向けていた弊ブログ主も脱帽。本当に批判的ですみませんという気持ち。
特に前半は圧巻のスタッツで、彼が未然に防いでくれた相手のチャンスもいくつかあったし、攻撃のスイッチを入れるパスも見事。エヴァートン戦では鳴りを潜めていたが、この大一番で存在感を見せつけた。
この試合を見ただけでも彼の獲得は正解だったと思うし、流石ベテランでサッカーIQが高いと言われている選手。この短期間でどうやって習得したの?と思うほど、アルテタ監督の要望通りのプレーを披露。パーティとは違う性能の選手なので試合途中のオプションにもなれる選手だなあと。とにかく、獲得は正解でした!
Jorginho’s first-half vs. Manchester City:
31/34 passes completed (91% accuracy)
3 final third passes
2 accurate long balls
1 chance created
3 interceptions (most on the pitch)
6 recoveries
1 tackle[@StatATM] #afc pic.twitter.com/9P1ERM1Vsy
— afcstuff (@afcstuff) February 15, 2023
そして、もう1つポジティブなポイントとして挙げておきたかったのがマンチェスターCに対して自分たちのビルドアップを成立させていたこと。それも何回も。
熱狂的なアーセナルファンだったらわかるかと思いますが、過去数シーズンのマンチェスターC戦でアーセナルはビルドアップの形を作れておらず、1試合に数えるほどしかやりたいプレーが成立しない時も。
そこから考えると今回の試合でやりたいビルドアップが何度も成立させられたのは大きな進歩で、対等に戦えるレベルまで力が付いてきたということではないかと。試合を通してディフェンスラインもできるだけ下げずにプレーできていて、ミスはもったいなかったが、試合を通して形を作れたのは大きな財産。失点時の締めるポイントやファイナルサードの押し込み方をさらに進化させていけばもっと上のレベルを目指せると実感。
もちろん、今シーズンはリーグタイトルを狙っていくが、本来今シーズンの目標はトップ4。そう考えるとこの成長スピードは素晴らしいのでは!あとは彼らのようなチームとのギャップを埋めていく作業。
あとは長いシーズンで調子が落ち込む時期もある。今のアーセナルがそうなように、マンチェスターCも調子を落としている時期はある。リヴァプールやチェルシー、マンチェスターU、トッテナムもそう。ですので、うつむく必要も時間もないです!とにかく今週末のアストン・ヴィラ戦で結果を残すことにフォーカスしましょう。それで大丈夫!
今日は必要以上なことは言いません!今のアーセナルなら絶対大丈夫!なんならELタイトルも獲れる!
以上!
COYG!!!
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