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『球際』が弱いんだなあ。アーセナル試合レポート

本日も更新していきます!!!

 

 

 

今回は本日明朝行われたPL第8節アーセナル対クリスタル・パレスの一戦をレポートしていきます!

※こちらのレポートは試合結果を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。

 

スターティングメンバー

 

まずはスターティングメンバーから!

 

アーセナル:4−2−3−1?4−1−4−1?

アーセナルのスターティングメンバーは恐らく4−2−3−1!

スタートこそ4−1−4−1の並びだったので、よくわからなかったのですが、少し時間が経った時点でウーデゴールとパーティが中盤で組んでいたので4−2−3−1のはず。

そんなアーセナルのディフェンスラインは左からティアニー、ガブリエル、ホワイト、富安。

中盤はパーティが右、ウーデゴールが左に入り、2列目中央にスミス・ロウ、右にぺぺ、左にサカ、トップにはオーバメヤンが起用された。

ディフェンスラインはここ数試合で順調に成熟しつつある4選手を起用した一方で、中盤から前はジャカの不在によって色々組み替えているような感じ。そこが弱点とならなければよいのだが。。。

 

クリスタル・パレス:4−2−3−1

対するクリスタル・パレスも4−2−3−1の布陣。

要注意なのは、前線の3選手。アーセナルが開幕戦で苦手だと露呈した高さと強さのある攻撃陣で、特に体の大きいベンテケにボールを供給して、周りに落ちてきたボールをアイェウやエドゥアール、ギャラガーらに持たせないことが重要となってくる。

ディフェンス陣はそこまで強固な印象はないものの、昨シーズンにフルハムで活躍したアンデルセンなど好選手を揃えている印象。どれだけ崩せるのか。

 

 

試合内容

 

3試合勝利の無いクリスタル・パレスに対し、立ち上がりから攻勢に出るアーセナルは最初のチャンスでスコアを動かす。

8分、ティアニーの左CKが逆サイドまで流れると、これを拾ったペペが冨安とのワンツーでボックス右から侵入。コントロールショットでゴール左隅を狙うと、相手GKの弾いたボールを最後はオーバメヤンが押し込んだ。

その後は反撃に出るクリスタル・パレスにボールを持たれる時間帯を作られたアーセナルは、34分にボックス左深くまで侵入したミッチェルの折り返しからエドゥアールに決定機を許したが、シュートは枠の上に外れて難を逃れた。

アーセナルは前半終了間際にもピンチを迎えたが、左CKのこぼれ球から放たれたギャラガーのボレーシュートはラムズデールが好セーブで凌ぎ、1点リードで前半を終えた。

迎えた後半、サカを下げてサンビ・ロコンガを投入したアーセナルは、開始早々に追いつかれる。

50分、トーマスのバックパスがベンテケにカットされると、そのままボックス内まで切り込まれシュートをゴール右隅に流し込まれた。

後半はボールを保持する時間が多くなったアーセナルだが、連携ミスが目立ちなかなか効果的な攻撃が出来ない。

すると67分、ウーデゴールを下げてラカゼットを投入。しかし、再び試合を動かしたのはアウェイチームだった。

73分、中盤でサンビ・ロコンガに猛烈なプレスをかけたギャラガーがうまく引っかけると、カウンターを開始。

ギャラガー、オリーズと繋ぎ、最後はボックス内に侵入したエドゥアールがシュート。クロスバーに当たりゴールラインを割った。

逆転を許したアーセナルは、81分にトーマスを下げてマルティネッリとより攻撃的なカードを切っていく。

すると87分、ペペの右クロスを走り込んだラカゼットがフリックすると、ボックス左のティアニーがフリーでシュート。しかし、これはクロスバーを直撃した。

このまま試合終了かと思われたが、ドラマは最終盤に訪れる。

95分、左CKの二次攻撃からペペが左クロスを上げると、ゴール前のこぼれ球を4がボレーシュート。さらにGKグアイタの弾いたボールを最後はラカゼットが押し込み、アーセナルが土壇場で同点に追いつき、2-2の引き分けに終わった。

 

簡単なスタッツ等↓

 

 

『球際』の弱さ

 

強の試合はこれに尽きるかと。

攻撃面に関して言えば、オーバメヤンの先制点も最後のラカゼットの得点も球際が強かったのかもしれないが、この試合では特にアーセナルの『球際』の弱さが目立った。

失点シーンなんかは両方とも相手に当たり負けてこぼしたボールがキッカケでゴールまで持っていかれており、失点こそ2点だったが、同じような流れから失点してもおかしくないようなボールの奪われ方は他にも見受けられた。

先日のブライトン戦でも同じように球際で負けるシーンが目立っていたことから鑑みるに、明らかにクリスタル・パレスはアーセナルのその部分を狙っていたし、彼らからすれば予定通りの展開だったようにすら感じる。

だからこそ、試合開始してすぐにオーバメヤンが得点を決めた際にヴィエラがうなだれていたのかもしれない。

また、アーセナルがここまで球際が弱いのは、元々なだけでなくアルテタ監督による戦術、ポジショニングが難解すぎる可能性もあるのでは?とも。

試合の序盤なんかは見ていても選手のポジショニングがわけわからなかった。(笑)

逆に言えば、それくらい新しいことを試みていて、それがハマればチームとしてさらなる発展を遂げられるのだろうが、今の所それはまだまだの段階で、選手たちもボールを持った時に周りを見渡すことが多く、そこで一気に詰められるというシーンが多かった。

こればっかりは難しいところで、浸透するまで時間の掛かることを試みているのだから、ファンとしては我慢するしかないのかもしれない。常々僕は優秀なアーセナルヲタクである。

ただ、少なくともディフェンス面の球際の弱さは早急になんとかして欲しい。先に得点を奪った試合をあのような失点でフイにするのは見ていて辛いものがある。

 

 

パーティの相方不在

 

これにも尽きる。明らかにチームとして中盤が機能していない。

今回の試合はスタートの時点では、ウーデゴールがパーティの隣でプレーしていたのだが、そこではウーデゴールの良さが出なければ、なんならその後も悪い流れに引っ張られてこの試合で輝くことが出来なかった。

恐らくジャカが務めているあの左CMF兼左SBエリアというポジションは強いパスを供給できるタイプの選手が求められていて、悲しいが現在のアーセナルにその役割を代理でもこなせる選手はいない。

ウーデゴールは後方から相手の間を切り裂くパスを出すタイプではないのは明らかで、彼なりのプレーをすれば良いという意見もあるだろうが、少なくとも僕は彼の適正ポジションじゃないと感じた。

後半から入ったロコンガも、ウーデゴールよりかはバランスが取れていたが、やはり彼の良いところが出せておらず、しまいには失点に関与してしまった。

個人的にはせっかくCBからパスを供給できるホワイトとガブリエルがいるので、思い切って4−3−3のパーティがアンカーでその前に2枚中盤を並べるシステムを見てみたいと思っている次第であります。

 

 

ティアニーが50試合目

 

まだそんなにだったのか!という印象。

これからもよろしくティアニー!

https://twitter.com/Arsenal/status/1450164277000691715

 

 

ヴィエラの帰還

 

ヴィエラは『感情的になるのは一度頭から抜いておく』と言っていたが、本当にそのとおりにしていた!

だが、やはり往年のファンたちからすれば、敵だとしてもヴィエラを歓迎しないわけがなく、スタンディングオーベーション!こういった歓迎はやはり感慨深いし、最高ですね!後は勝っていればorz

https://twitter.com/footballdaily/status/1450174788551548933

 

悪かった点を少しづつ洗い出せばまだまだあるが、まあ今回はこんなところで。眠たいし。

ただ、ここでの引き分け勝ち点1は痛いですよ本当に。とりあえずトップ4まで勝ち点4ですが、今後はもっとビシッとお願いします!

 

 

今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!

 

ここまで読んでくださってありがとうございます!!!

 

それでは

 

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