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ベジェリンの今夏の退団の舞台裏。代理人との最高の関係性。

本日も更新していきます!!!

 

 

今回は、昨日の「goal.com」で、チャーリー・ワッツ氏が、『ベジェリンの今夏の退団の舞台裏や代理人との関係性について』のレポートを挙げていたので、そちらをご紹介!

ちょっぴりハートウォーミングになるストーリーですので、拙い翻訳ながら、是非読んでいただけると幸いです。

 

はじめに

 

2020−21シーズン終了後、エクトル・ベジェリンは景色を変える瞬間が来たと感じた。

アーセナルで10年以上イギリスに住んだ後、彼は何か新しいことに挑戦したいと考えていた。アーセナルは彼の考えを理解しており、取引が成立することを条件に彼の邪魔をするつもりはなかった。

そのため、ベジェリンの移籍先を探すのは、彼のエージェント次第だった。

そして、『goal management』のCEOであり、ベジェリンが14歳の時からエージェントを務めてきたアルバート・ボティネスにとって、それは正しくなければならない仕事だった。

新型コロナウイルスによるパンデミックの経済的影響が市場を複雑にし、ベジェリンの高額なサラリーがヨーロッパ中の関心を持つクラブにとって問題だったため、それは決して容易なことではなかった。

しかし、移籍市場終了から残りわずか数時間で、レアル・ベティスへの1シーズンレンタルが合意に達した。

ベジェリンにとっては、10代でバルセロナを離れてから10年後にスペインに戻るということを意味し、彼の父親による影響で少年時代からのベティスファンにとっては、生涯に渡る夢の実現を意味した。

 

 

ベジェリン移籍の舞台裏

 

ベジェリンの移籍が終わってから約6週間後、ボティネスは夏の間に何が起こったのか、そしてなぜディフェンダーが何か新しいことを試みたかったのかについて、「goal.com」に独占的に話してくれた。

 

以下コメント全てボティネス氏

「10年経って、エクトルは変化するのに適切なタイミングだと考えていた。ただ、それはアーセナル、プレミアリーグ、国、全てに関してだった。

彼は16歳の時にバルサからアーセナルへ、スペインからイギリスに移籍した。

家族のいないcovid-19の期間中、彼はノースロンドンで1人きりだった。トレーニングだけして、家に帰る。彼は移籍について考える時間がとても増えたので、今が先に進むのに適切なタイミングだと考えた。

 

夏の間、新しいクラブを見つけたいというベジェリンの願いは秘密ではなかった。

彼が去ること、そしてアーセナルが2021−22シーズンのために新たな右SB獲得を優先していたことが期待されていた。

ボティネスは夏の間、ヨーロッパ中のオプションを検討した。フランスのクラブからの関心があったが、ベジェリンの好みは母国に帰るか、セリエAで運試しすることだった。

 

「彼はスペインかイタリアに行くことに最も集中していた。なぜなら、それらのリーグに行くタイミングとして適切だと感じていたから。

市場には多くの機会があった。時々、何か合意できるように見えたが、それからそれは変わった。本当に長い市場だったよ。」

 

移籍市場が終了に近づき、ベジェリンはまだアーセナルに在籍しており、開幕戦であるブレントフォード戦では起用されなかった。

しかし、彼の移籍先を見つける試みは舞台裏で激化しており、インテルは潜在的な移籍先だった。インテルは最終的にオランダ代表のデンゼル・ダンフリーズを獲得する前に、アーセナルとベジェリンの取引に関して会談を行っていた。

インテルが移籍先の候補から降りたため、バルセロナとレアル・ベティスが2つの主要な移籍先候補となり、リーガ移籍を巡って議論が続けられていた。

どちらもベジェリンにとって魅力的な選択肢で、カンプ・ノウへの復帰を目指した。

アーセナルはベジェリンを取引に含めたエメルソン・ロイヤルへのオファーを提示するところまで進んだが、トッテナムからのより大きなオファーによって最終的にアーセナルのライバルクラブへ移籍していった。

しかし、バルセロナ復帰への扉が閉じた後、ベティスとの話し合いはペースをあげていった。

ベジェリンの高いサラリーは移籍成立を難しくした。リーガの規則はベティスがアーセナルでベジェリンが貰っていたサラリーと近い金額を提示することを禁じていた。

さらに、彼らはチーム内にベジェリンのためのスペースを作る必要があった。これは移籍市場にほとんど時間が残っていない状態の時に簡単な問題ではなかった。

しかし、ベジェリンの父親がサポートして育ったクラブへの移籍を進めたいというベジェリンの願いは、先に彼が契約に同意することを条件に、大幅なサラリーの減額を行うことに同意した。

 

「彼はベティスに移籍して本当に幸せそうだった。

彼はセビリア出身で、ベティスは宗教のようなものだ。説明するのは難しいが、家族の誰かがベティスファンである時、そこが自らのクラブであるように感じる。そして、彼はこの機会を掴むことが出来て幸せそうだった。

ただ、お金のせいで大変だった。ベティスは最終日に多くのことを行い、ファーストチームの選手をセカンドチームに移して、ライセンスを取得する必要があった。

その後、彼らは選手にどれだけのサラリーを払うことが出来るかについてリーガの承認を待つ必要があった。最終日の午後11時に終了したので長かった。

リーガのクラブで、人々が愛するクラブに移籍できたから彼はとても感情的になってたよ。彼は父親や家族からベティスが彼のクラブだと感じていたので、とても感動的だった。

しかも、クラブが順調に成長していて、今シーズンはELでもプレーしているから彼はとても満足していた。だから移籍する良いタイミングだった。

 

夏のうちにベジェリンの移籍先を見つけることは、彼が才能のあるティーンエイジャーの頃から、代表にも選ばれるシニアプレーヤーになるまで一緒にワークしてきたボティネス氏によって最優先事項だった。

彼はアーセナルデビュー、CL出場、FAカップタイトルなどのポジティブな要素だけでなく、十字靭帯の負傷などのネガティブな要素があったため、移籍先を見つけるのにとても苦労した。

 

「それは私にとってとても重要な案件だった。私とベジェリンは12年も一緒にいたから、今では息子のような存在だからね。

だからこそ、彼が『アルバート、私の健康、メンタルのために移籍する必要があり、国を変えたい、家族の近くに行きたい』と話してくれたから、そこがとても重要だった。

今回の移籍は簡単でなかったから、私にとっては挑戦だった。イギリスはサラリーが高いので、PLに在籍する選手がスペインやイタリアのような国に連れて行くのは、基本的に彼らが買う余裕がないからとても難しい。

だからそれは簡単じゃなかったが、結局彼は幸せになった。そして、家族も幸せになった。」

 

 

「Goal management」について

 

ボティネス氏は、2008年にバルセロナで設立したエージェンシーである「goal management」のCEO。

ベジェリンは彼の初めてのクライアントの1人であり、アヤックスのGKであるアンドレ・オナナ、元バルセロナのジェラール・デウロフェウ、マルセイユのGKであるパウ・ロペスも彼の会社が代理人を務める選手。

goal management」は多くのスター選手をプッシュしているが、ボティネス氏のエージェンシーの価値の鍵は、彼が選手たちと強い個人的な関係を維持できるクライアント数を保つことだと話している。

 

「それが私達の本質。

名前を出したくはないが、イギリスの一部のエージェンシーは200〜400人の選手を抱えている。しかし、私達の会社はスペイン国外の選手のエージェントをしているため、より少ない数の選手と協力したいと考えている。

基本的に1対1で管理していく必要があると思っているので、膨大な数の選手を一緒に抱えることはない。選手には私達が一緒に居てあげる必要がある。

私達は毎週仕事していて、選手たちを尋ねるために旅行している。

例えば、ここ数週間はローマに行っていた。それから私はセビリアに行き、スペインにいる1人の選手に会った。そして、エクトルにも会った。

次にマルセイユに行ってパウ・ロペスに会いに行く。その後、ギリシャに3人の選手がいるからギリシャに行った。

私は彼らをランチに連れていき、サッカーで起こっていることだけでなく、人生の全てについて話たりする。彼らが私に全てを説明できるように感じてくれることが非常に重要だと思っているから。最高の瞬間だけでなく、悪い瞬間にも彼らが私や私のスタッフを信用してくれるようにね。

CLやバロンドールの授賞式なんかでオナナを会うことはとても簡単だが、UEFAから制裁を受けているときこそ側にいることが重要だと思っている。

それらの時間は私達が彼らと一緒にいる必要のある重要な時間。それは会社にとっても重要なことの1つ。

 

ボティネス氏が指摘するそのような関係性の構築は、彼がベジェリンとの間の絆が10年間で強くなったことの理由の1つ。

前述したような不確実な夏の後、彼らはベティスでのこれからのシーズンに集中したいと考えている。

ベジェリンは新たなクラブに移籍して4試合プレーした。先週の日曜のビジャレアルでの2対0の敗戦は、スペインに戻って以来、初めて苦労した試合となった。

ベジェリンの契約には買取OPは付いておらず、アーセナルとの契約がまだ2年残っているが、彼の将来はどうなるだろうか?ボティネス氏はこう考えている。

 

「彼は本当に幸せなので、完全移籍は可能だろう。

だが、CLに出場するかどうかなど多くのことに依存する。そうすれば、必然的に完全移籍のための予算が増えるから。

だが、私達は現時点で来夏のことは考えていない。彼は日々集中していて、幸せで、良い試合を作り、良いスキルを発揮できることに集中している。

彼にとっては最終日まで長い日々を過ごしたから、今は1試合ごとに焦点を当てているよ。」

 

 

いかがだったでしょうか??

なんというか、代理人との関係性はかなり重要なんだなあと思いましたね。

近年、選手のサラリー以外の手数料を沢山ぶん取る代理人が多い中、あんなに円満かつ、サラリーの減額という難しいところにもアプローチできたのは関係性を気づいている他に理由は殆どないはず。

あとは、新型コロナ期間の選手たちはかなりキツかったんだなあと。特にベジェリンのように家族が離れていて、結婚もしていない選手だと1人きりになるので、メンタル面の影響は計り知れなかったかと。

もしかすると他にもそんな状況の選手は多かったのでは?と考えてしまいますね。

ベジェリンには長年の功労者としてスペインの地で活躍して欲しいところです。

 

 

元記事はこちら→‘It wasn’t only about Arsenal’ – The inside story of Bellerin’s Gunners exit

 

 

今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!

 

ここまで読んでくださってありがとうございます!!!

 

それでは

 

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