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ヴィエラ退団後にアーセナルがサインしたMFランキング

LONDON, ENGLAND - MAY 15: Patrick Vieira of Arsenal with Premier League Trophy after the Premier League match between Arsenal and Leicester City on May 15, 2004 Arsenal Stadium, Highbury in London, England. (Photo by Stuart MacFarlane/Arsenal FC via Getty Images)

本日も更新していきます!!!

 

 

 

今夏の移籍市場でトーマス・パーティを獲得したアーセナル。

現地メディア等では、同選手のことを『パトリック・ヴィエラの再来』なんて言う声も上がっており、期待値の高さが伺える。

しかし、そんな中「Give Me Sport」が『パトリック・ヴィエラ退団後に獲得したMFランキング』なるものを作成していて、それを見ていたらこんな選手もいたなぁと面白かったので、今回はそちらを翻訳したものをまとめてレポートしていきます!

 

 

はじめに

 

トーマス・パーティを獲得するまで、15年もの間パトリック・ヴィエラのような選手を探し続けていたアーセナル。

結局パーティを連れてくるまで有力なボランチを引き入れることができなかったため、その間にカソルラ、セスク、セバーヨスなどのテクニカルな選手が中盤を指揮していた。

彼らのおかげで一定のタイトルや順位を収めることができたが、必要だったのはヴィエラのような選手。

今回はヴィエラ退団以降にアーセナルが獲得してきた中盤の選手を振り返って順位をつけました。

 

 

13位:アマウリ・ビショフ

移籍金:27万ポンド

誰がこの選手を覚えているだろうか?

現在33歳のビショフは2008年にサインし、アーセナルの選手として1回出場している。当時監督を務めていたヴェンゲルは、ビショフの過去の怪我を考慮すれば同選手の獲得がギャンブルと認め、結局1年後にエミレーツ・スタジアムから出ていった。

この移籍はアーセナルの過去の中で最も無意味な移籍の1つとして紹介されることも。現在ビショフはドイツ4部リーグのバーリンガーでプレーしている。

 

 

12位:キム・シェルストレーム

移籍金:レンタル

シェルストレームはアーセナルファンたちが困惑した移籍の1つとしてよく紹介されている。

中盤選手の怪我人が続出したことで、2014年冬の移籍市場最終日に駆け込むように獲得された選手。

契約完了を控えたメディカルチェック中に怪我が見つかるも、ヴェンゲル監督のジャッジで獲得された。

しかし、主力選手が戻って以降は出場機会が限られ、公式戦出場は4試合に留まった。

 

 

11位:ラサナ・ディアラ

移籍金:260万ポンド

アーセナルに3年契約で加入するもすぐに退団した選手。

フランスの新星として注目された同選手は、チェルシーで出場機会を手にすることが出来ず、アーセナルへとバーゲン価格で加入。しかし、アーセナルでも中心選手になることが出来ずポーツマスに移籍。

その後、ポーツマスからレアル・マドリーに移籍するなど奇妙な選手キャリアを送った。

 

 

10位:クリスティアン・ビエリク

移籍金:240万ポンド

2015年にレギア・ワルシャワから加わったビエリクは、クラブから将来を期待されつつも何度かの怪我によってファーストチームでプレーすることが出来なかった。

そのため、昨年夏に2部のダービー・カウンティへ移籍していた。

アーセナルに在籍した期間の殆どをアカデミーで過ごしたのに、シェルストレームやラサナ・ディアラよりも順位が上なのは彼らよりもクラブに利益を与えたことが要因。

 

 

9位:モハメド・エルネニー

移籍金:500万ポンド

2016年の1月にアーセナルへ加入。

加入後何度か良いプレーを魅せ、CLバルセロナ戦でもゴールを記録した。それ以降は可もなく不可もなくな状態が続き、クラブへ貢献できていなかった。

しかし、ベジクタシュへのレンタルから帰ってきた今シーズンは、アルテタ監督の下で何度かプレー機会を掴んでおり、過去数年よりも期待されている。

 

 

8位:マテュー・フラミニ

移籍金:フリートランスファー

まだヴィエラが在籍していた時に1度目のサインを交わしていたフラミニ。2013年にミランとの契約満了により、アーセナルへ再加入していた。

再加入後は一定のプレー機会を得たが、安全なプレーに終止し、以前のプレーと比べると物足りなさはあった。

しかし、移籍金が掛からなかったこと、便利屋として使えたことでこの順位にランクイン。

 

 

7位:マッテオ・グエンドウジ

移籍金:700万ポンド

ロリアンから発掘された選手。加入したシーズンに当時アーセナルを率いていたウナイ・エメリから評価され、そのシーズンを準主力としてプレー。

昨シーズンにアルテタ監督と衝突したことで、今夏はヘルタ・ベルリンへとレンタル移籍していったが、本人曰く『まだアーセナルでのキャリアは終わっていない』そう。

しかし、レンタルバック予定の来夏には残り契約が1年となるため、来夏での放出が見込まれる。

 

 

6位:ルーカス・トレイラ

移籍金:2600万ポンド

小柄なウルグアイ出身のトレイラは、アーセナル待望のDMF選手として2018年の夏に迎え入れられた。

デビューシーズンは順調にプレータイムを伸ばしていったが、昨シーズンは怪我の影響とチームの不調も相まってベンチ要員、後半の守備固め要因となっていた。

そのため、今夏にトーマス・パーティと入れ替わる形でアトレティコ・マドリーへレンタル移籍していった。

もっと有効な使い方があったように感じるが、この選手も来夏に売却されることが予想されている。

 

 

5位:アブ・ディアビ

移籍金:200万ポンド

怪我に泣かされた選手。この一言に尽きる。

恐らく今回紹介する選手の中で1番ヴィエラになり得た選手。残念なことに同選手のキャリアは怪我によって下降線を辿った。

ディアビは在籍した9年間で180試合出場したが、3年以上は怪我で出場できず、怪我していた期間だけで250試合程出場することができなかった。

しかし、アーセナルファンの中でも愛着のある選手として何度も紹介されるほどの実力を持っていた。

 

 

4位:アレックス・ソング

移籍金:100万ポンド

スタジアム建設により資金がなかったアーセナルで長い間ボランチを務めていた選手。

ソングは守備面以上にパス能力が秀でており、同時期にアーセナルで主力としてプレーしていたロビン・ファン・ペルシと息のあったロブパスは一級品で、2011-12シーズンのエバートン戦のゴールは今でも思い出すほど。

そのシーズンのゴール集↓ (4分16秒頃)

 

 

3位:フランシス・コクラン

移籍金:フリートランスファー

守備的なMFがいなかったアーセナルで救世主となった選手。アーセナルファンが少々忘れがちだが、何シーズンかは最高のプレーを見せていた。

アーセナルのユースで育った同選手は、いくつかのレンタル移籍を重ね、2014年にチェールトンへのレンタル移籍からレンタルバックした後、アーセナルで主力としてプレーした。

特に同時期に在籍したカソルラとのペアは相性が良く、ピンチの芽を摘む動きは眼を見張るものがあった。

 

 

2位:グラニト・ジャカ

移籍金:3500万ポンド

ジャカは典型的なボランチタイプではなかったものの、在籍期間中にそのポジションでプレーせざるを得なくなっていた。

多くの識者はジャカに3500万ポンドの価値はなかったと言っているが、ヴェンゲル、エメリ、アルテタの3名ともジャカを中心的な選手に据えており、監督からの信頼は厚い。

また、昨シーズンまで度々見られた個人エラーはアルテタが監督に就任して以降に劇的に減り、現在はアーセナルのリーダー的存在として実力を発揮している。

パーティが加わった今シーズンのプレーに注目。

 

 

1位:トーマス・パーティ

移籍金:4500万ポンド

この選手はヴィエラがアーセナルから去って以来、熱望されていたタイプの選手。

まだパーティはクラブで1分もプレーしていないが、アトレティコ・マドリー在籍時のプレーから、すでにプレミアリーグでの活躍が見込まれている。

同選手は守備的な選手と見られがちだが、攻撃面でも貢献できるタイプで、その点もヴィエラの再来と言われる所以である。

彼がアーセナルの祈りの答えであることが願われている。

 

 

おわりに

 

あなたはどの選手がお好みだったでしょうか!?

個人的にはディアビが1番印象に残っています。

こうやって見てみると、ヴェンゲルは本当にボランチを獲得しなかったんだなと。改めて思いましたね。。。

あの頃に1人でも有力なボランチを獲得していたら。。。

とにかく、今後のトーマス・パーティに期待です!!!

 

今後、面白い記事あれば随時レポートしていきます!!!

 

ここまで読んでくださってありがとうございます!!!

 

それでは

 

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