本日も更新していきます!!!
今回は本日明朝に行われたPL第17節アーセナル対ウエストブロムウィッチの試合をレポートしていきます!
※このレポートは試合結果を伴うものとなっております。お気をつけくださいませ。
スターティングメンバー
それではこの試合のスターティングメンバーから紹介していきます!
アーセナル:4−2−3−1
アルテタ監督は勝っている状態のチームを基本的に変えたくない性格。
この試合も2列目に3人選手を配置する4−2−3−1の布陣。
バックラインは左からティアニー、パブロ・マリ、ホールディング、ベジェリン。ガブリエルが次節まで?だか隔離中なのでチェルシー戦、ブライトン戦に引き続きパブロ・マリがCBに。
中盤はジャカと、前回の試合で精細さに欠けたエルネニーに代わってセバーヨスが起用。
2列目は左にオーバメヤンを起用してマルティネリはベンチスタート。その他は変わらず、トップはラカゼット。
ウエストブロムウィッチ:4−4−1−1
ウエストブロムウィッチは守りを固めるシステムで4−4−1−1。
基本的にカウンターを狙うシステムで、トップのロビンソンが収めて周囲の選手がフォローしていくスタイルだった。
元アーセナルのキーラン・ギブスは怪我から復帰した直後だったためにベンチスタート。チェルシーで活躍したイヴァノビッチはCBでスタートしている。
試合内容
雪が凄かったこの試合は、序盤からアーセナルが優勢に進める。
3分にクロスからベジェリンの強烈なシュートで口火を切ると、16分にはサカがカットインから左足で際どいシュートを放ち、WBA守備陣を脅かす。
すると23分、左サイドから縦へ仕掛けたキーラン・ティアニーがクロスと見せかけて右足でカットイン。そのまま右足で巻くようなシュートを打つとこれがそのままゴールに決まり先制点。
続く28分、右サイドでスミス・ロウ、サカ、ラカゼットがパスワークで崩し、最後はスミス・ロウの折り返しをゴール前のサカが流し込んで追加点。完璧な崩しを見せたアーセナルがわずか5分程で2点のリードを得る。
そのまま2対0で迎えた後半、雪で白く染まったピッチで最初にチャンスを得たのはWBA。
47分、裏に抜け出したマテウス・ペレイラのシュートがポストに弾かれると、そのこぼれ球をダイレクトで打ったカラム・ロビンソンがゴール。しかしこれはオフサイドの判定で認められない。
その後61分アーセナルが更に追加点。サカが右サイドから仕掛けてクロスを上げると、クリアしたボールがポストに当たり、跳ね返ったボールをスミス・ロウ、さらにそのこぼれをラカゼットが落ち着いて押し込み、アーセナルが3点目を奪う。
さらに64分には、エリア内に侵入したティアニーのクロスにラカゼットが再び合わせ、その差を4点として勝負を決定づけた。
試合はアーセナルが追加点を狙いながらも、このまま終了した。
試合結果等↓
アーセナルは21本のシュートを放ち、枠内シュートは12。多分今シーズンで1番良い数字ではないかと。
全てにおいて圧倒した試合となった。
順位表
3連勝したアーセナルはこれで11位にジャンプアップ。
ニューカッスルが勝ち点を積めば12位に交代する可能性もあるが、ひとまずボトムハーフ脱却が見えてきた!
続く相手はクリスタル・パレス。勝てば10位以内に入るのでは!?
大満足の内容
ほぼほぼ完璧だったのでは?
大量得点だけでなくクリーンシートも達成し、悪いところが見つからなかったのでは?
唯一、惜しかったのはオーバメヤンが得点できなかったことかと。
何度か得点チャンスがありながらもなんだか上手く行かなかった。。。
前半にサカのクロスを合わせられなかったところが1番惜しかった気がする。
しかし、前節オーバメヤンは『マルティネリよりもハードワークしていない!!』なんて批判の声が上がっていたが、この試合は積極的な姿勢でチームに貢献していた。チームの調子が上向きだとそういった心構えも変わってくるのかな?
とりあえず、ウエストブロムウィッチのチーム状態が良くないのはわかったが、それを考えてもこんな素晴らしい試合を見せてくれて満足です!
やっと生まれたアーセナルらしさ
雪が降る中、見せてくれたコンビネーション。
https://twitter.com/Arsenal/status/1345520373660577794
いやー・痺れましたね!!!
久々に見たアーセナル!!!って感じの得点。いつぶりだろう。
やはりアーセナルにトップ下の選手が必要で、それを下部組織出身のスミス・ロウがやってくれたというのが特に痺れるポイント!
そして、試合の節々に攻撃的な姿勢が見られて満足しましたよう!!こうじゃなきゃ!!!
パブロ・マリは今後スタメンに食い込むか?
個人的に気になっているポイント。
今シーズンここまでチームを支えてくれていたのがガブリエルなのは明白だが、彼のいないタイミングで結果を残してしまった。チームとしてはとても良いことだが、監督には悩ましい話。
共に左足のCBで、アルテタ監督の性格を考えれば両者を並べるアイデアはないはず。それにホールディングが右CBで上手くやっており、契約延長間近なんて伝えられていることを考えれば、左CBのポジションを手にするのはどちらか1人。
ここに来て嬉しい悩みである。
ガブリエルは基本的にすべてのプレーが高水準で、インターセプト、カバー、ヘディングなんでも出来る。そしてスピードもある。
パブロ・マリはガブリエルに比べてスピードはないが、読みが鋭く相手のチャンスを事前に潰してくれる。ホールディングとの相性も良い感じ。
あとはガブリエルが復帰した際にプレーさせてみてどうなるか見るしかないのかなと。ガブリエルはチームが上向きな状況でどんなプレーを見せてくれるのか楽しみ。非常に悩ましい!!!
ラカゼットの契約延長はどうしよう
ガブリエル、マリ問題と同じくらい問題となってきたのが、ラカゼットの契約延長。
ラカゼットの現行契約は2022年の夏までとなっており、来夏で残り1年となる。
今夏にオーバメヤンの契約延長を行ったことで、少なくとも来夏までに売却するのが既定路線かと思われていたが、このところのチーム状態向上の核を担っているところもあり、どうするか悩みもの。。。
エンケティアがラカゼットと同じようにリンクアッププレイをこなすことが出来れば、ラカゼットの売却を視野に入れても良いが、現在のラカゼットレベルになるにはもう数年かかる気も。。。
現在のアーセナルの形は、よっぽど成績が落ちることがない限り続けるはずなので、もしかすれば来シーズンもこの形で戦うかもしれない。そうなった場合すでに結果を出すことがわかっているラカゼットの去就はかなり難しい判断になるはず。
数年前ジルーを放出した時のように、やっぱり売却しなければよかったのでは?と思うようなのは嫌だし、そんなことを考えるとなおさら難しい。売りどきと売るときを間違えて後悔したことが何度もあるアーセナルだけに難しい選択を迫られるはず。
個人的には残留させたいが、今シーズンの結果から評価額が上がり高額で売却できるかもしれないので、場合によっては売却という形が理想かと。当たり前か。。。しかし、難しい。。。
ウエストブロムウィッチ戦のスタッツ↓
https://twitter.com/WhoScored/status/1345493056766832644
そして、今シーズンのゴール関与がトップに↓
Goal involvements 2020-21
9G Lacazette
8 Pepe (5G 3A)
6 Aubameyang (5G 1A)
6 Willock & Saka (3G 3A)
5 Smith Rowe (1G 4A)
3 Balogun (2G 1A)
3 Bellerin, Willian (3A)
2 Gabriel (2G)
2 Nelson, Tierney (1G 1A)
1G Luiz, Mari, Elneny, Xhaka
1A Holding, AMN, Ceballos, Martinelli— Orbinho (@Orbinho) January 2, 2021
その他
ティアニーは相変わらず素晴らしい!今シーズン、チャンスクリエイトをしたディフェンダーランキングで3位に浮上。
Most chances created from open play by defenders
22 Cancelo
21 Robertson
20 Tierney— Orbinho (@Orbinho) January 3, 2021
サカも相変わらず素晴らしい。
プレー集↓
https://twitter.com/HMDComps/status/1345489264272953345
以上。
なんとか3連勝!!!
今シーズンは上位陣がガンガン勝ち点を落としているので、トップ4はまだ射程圏内!!!
次回はFAカップ3回戦のニューカッスルを挟んで、その後にホームでクリスタル・パレス戦。
全勝でいきましょう!!!
COYG!!!
今後も新たな情報が入り次第、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
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