本日も更新していきます!!!
本日明朝に行われたレスターシティとの一戦。
リヴァプール、マンチェスターCに敗れた後、今後を占うであろう試合終了後のレポートをしていきます。
※このレポートは試合結果を伴う内容となっています、ご注意下さい、
スターティングメンバー
アーセナル
アーセナルはセバーヨス、パーティ、ジャカを同時起用したため、バック4でスタートするのかと思いきやジャカを左CB付近に配置するいつも通りの変則3-4-3。
レスター
対するレスターは、カウンター狙いますと言わんばかりの3-4-2-1。マディソンを今シーズン初先発に迎えた一方で、怪我明けのヴァーディーを控えに回した。この時点でなんとなく60分まで守ってヴァーディー出すのかな?なんて思った方も少なくないはず。
案の定、60分にプラートに代えてヴァーディーを投入した。
試合内容
試合は大方の予想通りアーセナルがボールを持って、レスターがブロックを敷きカウンターを狙うという構図。
まず試合が動いたのが、前半開始3分。
コーナーキックからラカゼットがゴール!と思いきや、ジャカがオフサイドポジションでボールに関与したと判定され取り消し。(たしかにオフサイドだったが、キーパーや相手DFの阻害になる動きはなかった。)
その後はアーセナルがボールを動かす。それにレスターが対応し、隙を見てカウンターを狙う展開。
前半終わってアーセナルは12本シュートを放ち、レスターは1本と試合内容通りの数字となっていた。
ゴールが奪えずフラストレーションの溜まる前半だったが、サカが素晴らしく、パーティも無難にやりすごしているなど、ポジティブな面もいくつか垣間見えていた。
しかし、後半開始後アーセナルは少しトーンダウン。レスターがある程度ボールを保持する展開に。
49分にD・ルイスが怪我で離脱した後、アーセナルはさらにトーンダウン。ボールを動かせなくなり、徐々にシュートまで持ち込むことが出来なくなっていた。
そんな中、60分にレスターはプラートを下げ満を辞してヴァーディー投入。続け様にジェンキス・ウンデルもピッチに送り出した。縦の速さを持った2選手をこの時間に投入するのはロジャース監督の計算通りだったはず。
その狙い通り、80分にジャカの裏をとったウンデルが中央に柔らかいクロス。フリーになっていたヴァーディーが冷静に決め、試合の均衡を破った。
その後、アーセナルはエンケティアを入れ、状況の打開を図るが最後までひっくり返す事は出来ず、0対1の敗戦となった。これでアーセナルは6試合終了して3勝3敗の勝ち点9で10位に転落。
この試合の最終スタッツは以下の通り↓
試合のハイライト↓
アルテタ試合後コメント
厳しい敗戦となったアーセナル。
試合終了後にアルテタはこのように語っていた。
「前半はとても良かったと言うのがフェアだろう。我々はプレスをかけ、積極性も見せていた。それは効果的で、相手に何もさせないくらい制限をかけられていたと思う。」
「我々は辛抱強く、間違いを犯さないようにする必要があった。だが、彼らはボールにプレッシャーがかかっていない時にスペースを攻撃しようとし、素晴らしいゴールを決めた。我々はプレーの継続性が十分ではなく、ペナルティエリア内までボールを入れる回数が少なかった。試合の中で何が起こったのかを考えると、結果は非常に厳しいものだと考えている。」
とのこと。
また、得点が取り消さた場面に関しては『どうして認められなかったのかわからない。』とコメントしており、審判団になぜ取り消しになったのかを訪ねたそう。だが、審判団はなにも言わなかったとも。
クリエイターがいない中盤
この試合で1番の問題。
夏の移籍市場でアワールを取り逃がしたことがモロに響いたと言わざるを得ない。
普段アーセナルのクリエイター役を務めているセバーヨスがこの試合では精細を欠き、後半開始直後にD・ルイスが怪我で離脱したこともあり、交代枠を簡単に使えないというジレンマも。
しかし、今日のセバーヨスであればよりダイナミズムを生み出せるウィロックや、パスを散らしてくれるエルネニーに交代させても良かったのではないかと。
また、ウィリアンがこの試合に間に合わなかったことも結果的に見れば痛かった。
試合を見ていてもアーセナルは中盤を上手く機能させられてなく、前線とディフェンスラインの間に大きな穴が空いていた。ぺぺとエンケティアが投入されてからは、その現象がより顕著に現れており、前線に上手くボールを繋げることが出来なかった。
この試合では、サイドアタックがメインとなっているアーセナルの問題点が浮き彫りとなってしまった。
ムスタフィには見切りをつけよう
D・ルイスの怪我により、急遽出番が回ってきたムスタフィ。
しかし、改めてアーセナルファンの期待を裏切る結果となった。
ジャカが裏を取られた後、中央でヴァーディーがフリーになっていたのはムスタフィのマークミスだった。そして、失点シーンの直前にガブリエルがムスタフィに対し、ラインへ戻るように指示していたのにも関わらず急いで戻らず、結果的にそれが唯一の失点となった。
こんなことになるのであればエジルでなく、ムスタフィをメンバー外にしてほしかったなぁ。この敗戦は痛すぎる。
慣れないポジションで裏を取られたジャカよりも、それまで自陣へすぐに戻ることを徹底していたのに、それを怠ったムスタフィのほうが罪深いと思う。なんだかなあ。
まとめ
話は一転するが、個人的に今のアーセナルに足りていないのはラムジーのような存在で、どこにでも顔を出せる選手ではないかと。
サイドアタックがメインとなっている今のアーセナルが目指すスタイルはマンチェスターCよりリヴァプール的なさっかーであり、リヴァプールのサッカーを支える裏にはヘンダーソンの存在がある。
そして、2シーズン前のエメリが監督だった際に上手くいっていた時期はラムジーが試合に出ていた。ラムジーが怪我で離脱した後の展開はいわずもがな。。
クリエイター不在も問題点なのだが、ピッチを縦横無尽に走り回ってくれる選手の不在もチャンスクリエイトが上手く行かない原因となっているのだはないだろうか。
なんだか意気消沈してしまった試合の後で何を伝えたらいいのかわからなかったのですが、個人的な意見でした。。。
皆さんはどのようにお考えでしょうか?
海外のファンの中では現在フリーとなっているウィルシャーを連れ戻してみては?という意見も。シーズン終了までの契約であればアリでは?
次はEL予選。
代表ウィーク明けて思ったような展開とはならなかったですが、上むいていきましょう。。。
今後もなにかおもしろい情報等ありましたら、随時レポートしていきます!!!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!!
それでは
こちらの記事も合わせてどうぞ↓
『フォーメーションの変更は攻撃の問題を解決出来ない』アーセナルニュース